【勉強日記】Webアプリって何?【第21回】

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はじめに

今回の記事からは、プログラミングを用いたWebアプリケーションの製作について解説していきます(使用するプログラミング言語はpythonになります)。

Webアプリを製作していくうえではプログラミングだけでなく幅広い知識が必要になりますが、初心者の方に分かりやすいよう、つまづきやすい部分を中心に解説していきます。

もくじ

  • はじめに
  • プログラミングを活かして作れるモノのひとつ 「webアプリ」
  • webアプリを作ってみたい!・・・そもそもWebアプリって何?
  • これまでにつくったプログラムと何が違うのか
    • インターネットに繋がっている
    • たくさんの機能の連携でできている
    • 「フレームワーク」を使って作れる
  • さまざまな分野の知識が必要?・・・そこで

プログラミングを活かして作れるモノのひとつ 「webアプリ」

第1回~第20回のブログでは、プログラミングの基本について解説し、演習を含めてタイピングプログラムやRPGゲームなどを作成してきました。

プログラミングを用いて仕事に生かせるツールを作成したり、自分で作成したものをネット上に公開して便利機能を利用してもらいたいとします。このような場合に実用的なのが「webアプリ」です。

今回のwebアプリ編では、webアプリにまつわる知識を解説しながら、実用的なwebアプリを製作し、実際に使うところまでを一貫して解説していきます。

Webアプリを作ってみたい!・・・webアプリってそもそも何?

そもそも、プログラミングを用いて製作できるwebアプリとは何なのでしょうか?

Webアプリとは、「Webブラウザで実行されるアプリケーション」のことです。

また、アプリ(アプリケーション)とは「特定の目的に特化したソフトウェア」のことです。

例えば、PCに入っている「ペイント」や「電卓」もアプリのひとつです。確かに、何らかの目的に特化しています。これらはひとつのPC内でしか使えませんが、ネット上で多数の人々に利用してもらえるアプリがwebアプリということです。

☆webサイトとwebアプリは何が違う?

Webが頭についているけど、よく聞く「Webサイト」と「Webアプリ」は何が違うの?と思うかもしれません。この2つの違いは「機能の幅」です。

Webサイトはおもに「情報の閲覧」だけを行いますが、webアプリでは保存やデータの加工などさまざまな機能を持ちます。

これまでに作ったプログラムと何が違う?

Webアプリを作りたい!とはいっても、これまでに作成したタッチタイピングやRPGプログラムとは何が違うのでしょうか。以下がその特徴になります。

  • インターネットに繋がっている
  • たくさんの機能の連携でできている
  • 「フレームワーク」を使って作れる

インターネットに繋がっている    …環境が違う

これまでに作ったプログラムはpythonのファイルを直接動かして、ひとつのPC上でしか操作することができませんでした。また、webではないアプリの「ペイント」や「電卓」はPCのデスクトップなどでは使えますが、そのPCを使う人でないと利用することができません。(このようなアプリは「デスクトップアプリ」と呼ばれます。)

しかしwebアプリはweb上で操作し、ネット上のどこからでも使用することができます。

・たくさんの機能の連携でできている  …操作が違う

これまでのプログラムはファイルを実行すると、上から順番に実行され、コマンドライン(黒い画面)のうえで操作することが可能でした。基本的にはファイルを実行し、コマンドを打っていくことで完了になります。

しかしwebアプリではwebサイトと同じようにブラウザに表示がされ、操作方法も異なります。また、保存機能などもありそれぞれの機能が連携して動きます。

「フレームワーク」を使って作れる  …作り方が違う

 上に書いたように、アプリはさまざまな機能を搭載しているため、機能別に作りやすいよう便利な道具をつかって作成することがあります。それが「フレームワーク」です。フレームワークにも種類がありますが、これをインストールして使用することによってアプリの各機能が作りやすくなります。

webアプリを製作するには、さまざまな分野の知識が必要なので・・・

上記のようにwebアプリを製作しようとすると、プログラムの知識だけではなくさまざまな分野の知識が必要になってきます。

これからwebアプリを作成していくうえで、都度全くわからない分野が出てくると思います。そのため、事前にどのような分野にふれていくのかをざっくりまとめました。

☆webアプリ作成に必要な知識

webの知識・・・インターネットを通じてやりとりする仕組みについての知識

「フロントエンド」の知識・・・ユーザーが触れる部分の領域を「フロントエンド」という

 たとえば「HTML」や「CSS」など、アプリの見た目などをつくるための言語を学ぶとWebアプリを 使う人にとって快適なデザインを作成することができます。

「バックエンド」の知識・・・ユーザーが直接触れない部分の領域を「バックエンド」という

 サーバーやデータベースなどについて学ぶことによって、機能面が充実して安全なWebアプリを作成することができます。

これから執筆するwebアプリ製作編のブログでは、これらの分野についても最低限の知識をわかりやすく解説していくので、ぜひ活用していただければと思います。

次回はwebアプリの「Web」の部分について解説していきます。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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