【勉強日記】「Web」ってどんな仕組み?【第22回】

webアプリ

はじめに

今回の記事では、プログラミングを用いたWebアプリケーションの製作を目標に、その基本知識となる「Web」について解説していきます。

Webアプリを製作していくうえではプログラミングだけでなく幅広い知識が必要になりますが、その都度初心者の方が理解できるよう、著者がつまづいた部分を中心に解説していきます。

もくじ

  • はじめに
  • もくじ
  • Webって何? Webアプリの「Web」
  • Webのしくみ「ハイパーリンク」と「ハイパーテキスト」
  • Webを使うときどんな風に動く?基本構成の「ブラウザ」「インターネット」「webサーバー」
  • 「URL」を使って見たいページを指定しよう
  • まとめ

Webって何? Webアプリの「Web」

前回のブログでは、Webアプリとは「Web上で使うアプリケーションのこと」と解説しました。そもそも、WebサイトやWebアプリなどについている「Web」とはいったい何を指すのでしょうか。

「Web」とは、インターネットを通じて情報をやりとりする仕組みのことです。

私たちが持っているPCやスマホは、インターネットを通じてあらゆる場所のコンピュータと繋がることができます。

☆インターネットとWebのちがい

インターネットを通じて情報をやりとりする仕組みと聞いても、そもそもインターネットもWebも同じような意味に思えるかもしれません。この2つを例えるなら、インターネットは道路で、Webは車のような、情報を運んでくれるモノのようなイメージです。

インターネットとは世界中のコンピュータやスマホをつないでいる通信網です。インターネットそのものはあくまで道路でしかなく、それを利用した仕組みがWebということです。

Webのしくみ 「ハイパーリンク」と「ハイパーテキスト」

それでは、インターネットを通じたWebの仕組みは具体的にどのようなものなのでしょうか。Webの仕組みには「ハイパーリンク」と「ハイパーテキスト」があります。

・ハイパーリンク:ぽちっとリンクを押すと別の場所に移動する仕組み

・ハイパーテキスト:ハイパーリンクを含んだ、ファイル間をあちこち行き来できる仕組み全体

リンクは、ページの上ではボタンになっていたり、文字列になっていたりします。これらの仕組みによって、見たいページへジャンプすることができます。

Webの基本構成 「ブラウザ」「インターネット」「webサーバー」

Webの基本的な仕組みが分かったところで、実際にWebが使われる場合の動きをみていきます。今回は基本を見ていきたいので、代表的なものとしてWebサイトを挙げていきます(webアプリはwebサイトに比べて機能が多いためです。)

Webは情報を「やりとりする」仕組みのため、必ず二点の関係があります。私たちがPCやスマホから見ることができるホームページなどは、ネット上のどこかに置かれているものです。

☆人々が利用するPCやスマホのブラウザがインターネットを経由してその先のWebサーバーとやりとりをしている

PCやスマホなどには、ブラウザというソフトウェアが入っています。このブラウザによって、ホームページを表示して閲覧することができます。逆に、ページをを提供してくれる側をwebサーバーといいます。ブラウザやWebサーバーについては次回以降解説していきますが、Webアプリを作成するときに必要なものなので、ここでは概要だけ把握しておくとよいかもしれません。

ブラウザ 私たちが操作しているPCやスマホに入っているソフトウェアのこと

      これによって、Webサーバーから返ってきたページを見ることができる

webサーバー 見たいページのファイルを持っているコンピュータ ここにファイルが置かれている

「URL」を使って見たいページを指定しよう

Webの仕組みでは、ページにあるリンクをクリックするとそのページに飛ぶことができますが、あるひとつのページを「URL」によって直接指定することもできます。

▽リンク 

ほやほやSE日記 | -シンプルワンソフトスタッフブログ- (simpleonesoft.info)

クリックするとそのページに移動する

▽URL

ほやほやSE日記 | -シンプルワンソフトスタッフブログ-

ページの住所のようなもの ブラウザの上の空欄に打ち込むとそのページへ移動することができる

URLとはホームページが置いてある場所やファイルを示す情報のことです。詳しくは次回以降解説しますが、ひとつのページを指定する文字列と覚えておくとよいです。

まとめ

Webとは、インターネットを通じて情報をやりとりする仕組みのことです。

Webの特徴はハイパーリンクハイパーテキストという仕組みにあり、別のページやWebサイトに移動することが挙げられます。

このWebという仕組みを使ったWebサイトやWebシステムの基本的な構成は「ブラウザ」「インターネット」「Webサーバー」からなります。たとえばWebサイトではブラウザから見たいページの「URL」を入力することで、Webサーバーが持っているページにアクセスすることができます。

次回はwebを使ったシステムにおける「サーバー」について解説していきます。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました